中学生といえば反抗期、楽観の時期です。
「そんなに勉強しなくても、なんとかなるだろう」
と思ってしまう生徒もいます。
しばらく前に、男子中学生3年生で、学校の英語のテストでは80点くらいを取っていた生徒がいました。
宿題をちゃんとやってくる生徒でしたが、どこか勉強には熱が入っておらず、なんとなく点が取れている状況でした。
中学3年生は、中学校で10月に英検を受験します。
当塾の英検対策を受けずに臨んだその生徒。
英検3級を受験しましたが、
不合格でした。
学校のテストで80点くらいあれば、大丈夫だと思ったのでしょう。
しかし、
英検は英検の対策を入れないと落ちることがあります。
学校のテストとは違います。
一番は、知らない単語が出てくることです。
単語の勉強をしないと、英検に限らず、英語は良い点は取れません。
これはリスニング(発音を聴いて単語がわかるか)も含みます。
次は、範囲が広いことです。
学校のテストは、直前の2か月くらいで習った範囲が出てきます。
英検は中1も中2も出てくるので、忘れていると解けません。
これはリスニング(聴いて文法がわかるか)も含みます。
最後は、良い英作文を書けてるかです。
学校のテストは、英作文が20点あったとして、英作文がまったくかけなくても
他ができれば80点取れます。
直前に習った範囲の英作文なので、ある程度の点は取れるでしょう。(初見の英作文を出す学校もありますが)
しかし、英検が高得点を出す英作文を自分で書けるかどうか。
世の中、甘くない、を若いうちに知っておくのは良いことかもしれませんが、
成功ルートを歩んでもらいたいと思います。
該当の生徒は、冬にがんばって志望校に合格しました。