埼玉県立高校入試2024が行われました
塾日記

志願確定者数は39,414人で、前年度同時点の志願者数より507人減で、倍率(志願確定)は1.12倍(前年度同時点は1.11倍)となりました。

私立の入学者をふまえたうえで、公立は1.1倍くらいが狙っている数字なのかもしれません。それでも300人募集の学校で30人が落ちるとなると、悲しむ30人をおもって心苦しくなります。

偏差値が高い高校を狙って、ギリギリの勝負をかけるならまだしも、自分の成績にあった高校を選んで落ちるのは悲しいですよね。

当日のテストの点数は読めないので、「事前に確定できる通知表の数字」が大事になってきます。可能なら学級委員をやり、部活は部長か副部長になると加点されます。

そして、加点は少ないとはいえ、「英検」「漢検」「数検」を持っておくと良いです。加点は少なくても受験のテストの勉強になるうえに、ギリギリの勝負の場合は少ない加点が勝負になります。

それと勘違いされてる方もいるのですが、「受験する高校の倍率が1未満なら、絶対受かる」という間違いも注意が必要です。じゅうぶんな学力がなければ落ちます。

極端な例ですが、偏差値60の高校が倍率1未満だからといって、偏差値40の生徒が受験しても受かる確率はかぎりなく低いです。もし合格しても、高校の授業についていけないでしょう。それを避けるためにもある程度の高校にあわせた学力が必要になるわけです。

今年の合格発表は3月1日。

今の中2生徒が良い結果が得られるよう指導していきます。