勉強したくないならしなくてよい親の方針は心配
塾日記

(いつも通り、画像とタイトルは関係ないです)

ご家庭ごとに家の方針があるので、もちろんそれは尊重されます。

しかし

「学生は学業が本分」という言葉のことを考えると、

「勉強したくないならしなくてよい親の方針は心配だな」と思うひとりごとです。

親から「勉強しなくてよいよ」と言われれば、多くの生徒は勉強しないと思います。

テストの結果が返ってきて、あまりに悪すぎる場合、

「少しは勉強しないとな」

と思う生徒はいるでしょう。

しかし、勉強時間は少しです。

親に言われなくても、高得点が取れる勉強時間を確保して、結果も出せる生徒は少ないでしょう。

(10~20%くらい??)

となると、

親から「勉強しなくてよいよ」と言われれば、多くの生徒の成績は良くないはずです。(地頭によりますが)

勉強時間を増やせば、もっと良い成績が取れるのに、勉強時間が少ない分は成績が良くない。(当然)

以下、将来的に心配だなと思う点です。

1.進学先の選択肢が減る

2.努力経験が足りない

1.進学先の選択肢が減る

運動部で運動中心の生活をしている。ゲーム中心の生活をしている。習い事中心の生活をしている。

いろいろ理由はあると思います。

勉強してない分、通知表の数字は悪くなります。

模試や受験勉強をする場合、テスト範囲が膨大なので膨大な勉強を行う必要がありますが

ふだん勉強していないツケがまわってくるので、あまり良い偏差値は出ないでしょう。

結果、

進学先の選択肢が減ります。

「勉強しないアンタ(子供)が悪い」

ということかもしれませんが、まだ子供なので、親御さんが誘導してあげてほしいなぁと思ってしまいます。

2.努力経験が足りない

少なくなった選択肢から進学して、いずれ働くことになります。

偏差値が低い学校に行けばいくほど、就職先の選択肢も少なくなります。

職業に貴賎なし!、ですが、人気のない職業につく可能性があります。

学生と違って、仕事は大変なことも増えます。ストレスも増えるでしょう。

そんな中、

努力経験がたりないまま大人になった場合(わがままに育った場合)、仕事をがんばれるか心配です。

「仕事がめんどくさい」

「先輩が嫌だ、上司が嫌だ」

「疲れた、やだやだ」

「勉強しなくても良い親なら、仕事しなくても許してくれるだろう」

となる心配があります。

いらぬ心配ではありますが・・・。

ゆとり教育からはじまり個性重視の昨今、

勉強しないで良い家庭も増えているのだろうと思います。

ご家庭ごとに家の方針があるので、もちろんそれは尊重されます。

塾に行ってる生徒は、それだけでもがんばってるなと思います。